八雲学園中学校高等学校

4年ぶりに実施された3週間の高校海外研修もとうとう最終日を迎えました。ロサンゼルス空港では、お世話になったコーディネーターのTackさん、ドライバーさんとの別れを惜しみました。この研修で、生徒達は様々な人と関わり、英語力だけでなく人間的にも大きな成長が見られました。ぜひこの経験を今後の生活にいかしてほしいと思います。

日中はカマリロ・アウトレットへ出かけ、日本にいる家族や友人を思いながらお土産を購入しました。そして、研修最後の夕食は高級ステーキハウスで牛ひれ肉の熟成肉をいただきました。今回の研修でお世話になったコーディネーターのタックさん、Cate Schoolのザモール先生、ウッド先生にプレゼントを渡して感謝の気持ちを伝え、この3週間をそれぞれが振り返りました。

ディズニーのカリフォルニアアドベンチャーを訪れました。日本にはないミスターインクレディブルやカーズをテーマにしたアトラクションに乗れて、生徒たちは喜んでいました。また、100周年限定のお土産も購入でき、大満足だったようです。

授業最終日となりました。総まとめとして、オリジナルのストーリーを作ったり、5W1Hの質問を考えたりしました。グループごとにクイズ形式で学習し、勝利チームは景品としてCate Schoolのグッズをいただきました。午後は、Cate Schoolの図書館で絵本を使ったアクティビティーをしました。その場で絵本の挿絵についての説明を考え、発表するというものでしたが、今までの学習の成果がよく発揮され、自然に英文を思いつくことができていました。その後は、バスケットボールやバレーボール、スイミングなどをして、それぞれ楽しみました。最後にはClosing Ceremony（閉会式）が行われ、お世話になった先生方と校長先生から温かいお言葉をかけていただきました。また、それぞれCertificate（修了証）もいただき、感極まって涙する生徒もいました。

授業では、全員が宿題として考えたオリジナルストーリーを発表しました。毎日取り組んできた成果がよく発揮され、生徒たちは興味深い内容や、聞いていて心が温まるようなストーリーを発表していました。次の授業では、今まで学んできたアメリカの地理、法律、文化などに関しての知識を問う質問を５W1Hを用いて考えました。昼食はカリフォルニアで人気のIn-N-Out Burgerへ行きました。その後、Venturaにあるお店でショッピングを楽しみ、夕食は中華レストランでいただきました。

2週間お世話になったホストファミリー、Cate Schoolの先生方を八雲レジデンスにお招きして、青空の下、Thank You Partyを行いました。みんな率先してパーティーの準備を行い、研修に関わってくださった多くの方々に、Hospitalityの精神と感謝の気持ちでおもてなしをしました。
みんなで食事を楽しんだあとは、「日本のお祭り」をテーマに、輪投げ、ヨーヨー釣り、かるた、福笑い、折り紙など、日本の伝統的な遊びをゲストの方々に楽しんでいただきました。校歌を全員で歌い、生徒代表スピーチで感謝の気持ちを表し、会を締めくくりました。
最後は別れを惜しみながら、ホストファミリーが見えなくなるまで手を振り続け、お見送りのあとは、自然と涙がこぼれている生徒もいました。

ホームステイをしている生徒はホストファミリーと過ごし、ケイトスクールの寮に滞在をしている生徒はJ・ポール・ゲティ美術館を訪れました。美術館には、ジャン・ポール・ゲティ氏が所蔵していた美術品が５つのバビリオンに展示されています。ゴッホのアイリスなど有名な作品もあり、貴重な体験になったようです。その後、寮を出て八雲レジデンスに入りました。

授業では、引き続きChumash族について学習しました。クイズ形式で今までの内容を復習し、楽しみながら理解度を確認しました。次の授業では、近年アメリカで問題になっているheatwave（熱波）について、地球温暖化に絡めながら学びました。今ある情報を元に推測をしたり分析するスキルも身に付いてきました。午後は、Cate Schoolでカラオケバトルをしました。1960年代の英語の歌を練習し、全員がステージで披露しました。何度も音源を聞き練習を繰り返したことで、流暢な発音で歌えるまでに上達しました。聞いている生徒も、手拍子をして大いに盛り上がりました。

授業では、アメリカの歴史や法律に触れながら、銃の保持について学びました。授業初日から勉強してきた様々な州についての知識や5W1Hを使った疑問文で質問するスキルを駆使して、難しい内容でも一生懸命に取り組んでいました。午後は、カーペンテリアのビーチ沿いを散策しました。リーディングで扱ったChumash族の船も見学しました。天気も良く、充実した時間になったようです。

授業では、引き続きChumash族についての文章を読みました。発言することに対するためらいはほとんど見られなくなりました。また、毎日の宿題で出されているオリジナルのストーリー作りもスムーズにできるようになってきており、それぞれユニークな物語を作り上げています。午後は、ダウンタウンにショッピングに出かけました。アイスクリームを自分で注文したり、地元のお店で買い物をして、みんな大満足でした。

授業では、新聞記事を参考に移民について学びました。難しい内容でしたが、発言の回数はどんどん増えています。挙手をして積極的に授業に参加する姿がとても印象的でした。午後は、サンタバーバラ市内の裁判所と美術館を訪れました。裁判所は、全米で最も美しい行政府の建物と称されており、時計台の上からはサンタバーバラの街並みが一望できました。美術館では、ガイドさんに案内していただきながら見学しました。絵画や美術作品についての説明ということもあり、難しい単語もありましたが、少しでも理解できるよう努力していました。また、縄文土器や聖徳太子像など生徒たちにとって馴染み深いものから、先週展示されたばかりのニューヨークのアーティストによる作品まで様々な美術作品を鑑賞しました。

授業では、Chumash族についての文章を読みました。だんだんと難しく長い文章も自然に理解できるようになってきています。また、文章の内容について疑問に思ったことについて、素早く英語で質問を考える力もついてきました。また、サンタバーバラミッションについても詳しく学習しました。実際に訪れたChumash Indian Museumやサンタバーバラミッションを授業でも扱うことで、さらに学びを深めています。午後、日本では8月11日に公開予定の映画『バービー』を鑑賞しました。字幕がない中でもセリフが聞き取れた喜びもあったようで、とても楽しんでいました。

ホームステイをしていたAグループとCate Schoolで寮生活をしていたBグループが入れ替わりました。ホームステイをしていた生徒はすっかりホストファミリーとなじんだようで、笑顔でコミュニケーションをとっていました。Cate Schoolの寮に入ったBグループは、Chumash Indian Museumを訪れ、ネイティブアメリカンのChumash族についての展示を見学しました。職員の方の説明にしっかりと耳を傾け、疑問に思ったことは積極的に質問していました。

ホームステイをしている生徒はそれぞれホストファミリーと過ごし、ケイトスクールの寮にいる生徒はロサンゼルスのJ・ポール・ゲティ美術館を訪れました。美術館には、ジャン・ポール・ゲティ氏が所蔵していた美術品が５つのバビリオンに展示されています。セザンヌ、ゴッホ、モネ、マネ、ドガら印象派と、ポスト印象派の様々な作品を見学しました。ゴッホのアイリスなど有名な作品もあり、貴重な体験になったようです。

午前中の授業では、今朝の新聞記事を読みました。記事は、アメリカで人気のハンバーガーチェーン店であるIn-N-Out Burgerが、５つの州で従業員にマスクを着用することを禁止した、というものでした。それを受けて、疑問に思ったことを共有したり、推測したりしました。授業を通じて英語力とともに、考える力も鍛えられています。午後はサンタバーバラミッションを訪れ、サンタバーバラにおけるキリスト教の歴史について学びました。展示の説明を真剣に読み、分からない単語は自分たちで調べていました。その後はスーパーマーケットやケーキ屋などを訪れ、本屋では英語の本を購入した生徒もおり、それぞれの時間を楽しんでいました。

午前中にパターゴルフなどを楽しめるスポーツレクリエーションセンターを訪れ、体を動かしながら楽しい時間を過ごしました。パターゴルフが初めてだった生徒も多く、新鮮だったようです。午後は、Cate Schoolに戻り授業を受けました。分かるまで何度でも質問したり、互いに理解できた部分を共有して、一生懸命に取り組みました。先生からは、「授業が始まって３日しか経っていませんが、皆さんの英語力が大きく向上しているのがよく分かります。この調子で頑張っていきましょう。」と激励のお言葉をいただきました。

午前中の授業では、アメリカの地理や歴史についても学びました。積極的に発言したり、分からない部分を自分から先生に質問していました。移動中のバス内でも英語が聞こえてくるなど、日に日に英語を使おうという意識が高まっているとともに、自分の思いを素早く英語にし、発信できるようになってきました。午後は、Cate SchoolのZohara先生の引率で、近くのボウリングセンターを訪れ、皆でボウリングやゲームを楽しみました。美味しいピザもいただき、みな大満足でした。

本格的に授業が始まりました。授業では、自分の名前の由来についてプレゼンテーションを行い、リーディングアクティビティーはネイティブアメリカンChumash族についての文章を読みました。Chumashについては以前博物館でも学んでいたので、より理解が深まったようです。また、自分のオリジナルのストーリーを書いてくるという宿題も出されました。午後は、地元で人気のスムージー屋さんを訪れた後、近くのSalt Marsh（塩沼）とCarpenteria Valley Museum of Historyを訪れました。この博物館には、Cate SchoolがあるCarpenteria市の歴史に関する展示があり、ここでもChumashについて知識を深めたり、第一次世界大戦の時に使っていた道具なども見学しました。また、グループごとに説明を読み、学習内容を他の生徒にプレゼンテーションしました。展示を見て疑問に思ったことや興味を持ったことについて自ら英語で先生に質問している姿が印象的でした。授業が始まり、さらに英語学習に対する意欲が高まってきています。

Cate Schoolでの活動が始まりました。快晴の空の下、自然豊かで広大なキャンパスを案内していただいた後、グループごとにケイトスクールの地図を作り、プレゼンテーションをしました。また、簡単なゲームを通じて自己紹介をし、先生に名前や好きなものを覚えていただいたり、協力してパズルを作ったりしました。生徒同士、そして生徒と先生の間の絆がグッと深まりました。また、ケイトスクールの校長先生が歓迎の挨拶をしてくださり、「今、世界では国家間の溝が深まっているので、今回の交流はとても重要なものです。八雲学園は私が校長になって初めてお迎えするグループなので、強く印象に残るでしょう。」と言葉をかけてくださいました。

今日からホームステイをするAグループとCate Schoolの寮で生活をするBグループに分かれます。皆でブランチをいただいた後、ホストファミリーの方々と対面しました。最初は緊張していましたが、笑顔を見て緊張がほぐれ、会話もはずんでいました。午後、Aグループはそれぞれのホストファミリーと一緒に時間を過ごしました。

Cate Schoolで生活をするBグループは、今回のプログラムを担当してくださるZohara先生に寮を案内していただきました。その後、Chumash Indian Museamを訪れ、ネイティブアメリカンのChumashという部族について現地の方に説明していただき、住居も見学しました。カフェテリアで夕食を食べた後は、皆でアイスクリームをいただいたりして楽しみました。

明日からはCate Schoolでの授業も始まります。新しい生活にも慣れながら、たくさんのことを吸収していきます！

3週間海外研修が始まりました。4年ぶりの実施となった今回は、高校1・2年生の希望者32名が参加します。成田空港に集合し、約9時間のフライトを経て、無事ロサンゼルス空港に到着しました。入国審査もスムーズに通過できました。その後、カリフォルニアらしい青空の下、サンタバーバラにある八雲レジデンスへ移動しました。夕食は地元でNo 1と称されるイタリアンレストラン「オリオ・エ・リモネ」で様々な種類の料理をいただきました。明日からケイトスクールでの生活、そしてホームステイが始まります。充実した研修になるよう、頑張ります！