新たな学年に向けて、春期講習が行われました。中学生は英語・国語・数学を習熟度別のクラスで、高校生は各教科希望制で受講しています。生徒たちも、実力アップを目指して集中して授業に取り組んでいました。
八雲学園中学校高等学校 / 東京都目黒区の私立中学校・高校
新たな学年に向けて、春期講習が行われました。中学生は英語・国語・数学を習熟度別のクラスで、高校生は各教科希望制で受講しています。生徒たちも、実力アップを目指して集中して授業に取り組んでいました。
高校1・2年生を対象に、卒業生体験談を行いました。受験を終えたばかりの卒業生たちが、志望校決定の時期や理由、科目ごとの勉強法や一日の過ごし方などを話しました。実際に自分たちが使っていた参考書を持参した卒業生もいました。全体会後に個別に質問をしている生徒も多く、身近な先輩から話を聞くことで、受験に向けてより一層の動機づけとなったようです。
今回、体験談をしてくれた卒業生たち |
共学1期生(第76回生)の卒業式が挙行されました。校長先生からは「入学時から『他人に優しく 自分に厳しく』という気持ちを忘れずに、男子はナイト、女子はデイムを目指してくださいと言ってきましたが、みなさん立派になったと思います。八雲学園ではコロナ禍でもあきらめず何ができるかを考えながら行事などを行ってきました。みなさんも、今後困難な状況におかれても、あきらめず、できることを考えて行動してください。」とお話がありました。在校生代表からは、「先輩たちがつくった新たな歴史をしっかりと受け継ぎ、さらに発展させます」という贈る言葉がありました。多くの卒業生から「八雲でよかった」という言葉が聞かれました。卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます!教職員一同、みなさんの今後の活躍を祈っています。
卒業生全員で合唱 |
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共学1期生の男子 |
最後のホームルーム |
生徒会主催で「高校3年生を送る会」が開催されました。軽音楽部・ドリル部・吹奏楽部によるパフォーマンスや各クラブの後輩からのメッセージ、入学からの軌跡を振り返る映像、担任の先生への質問コーナーなど、卒業生だけでなく在校生も含めて、大変盛り上がりました。会の最後には校長先生からの歌のプレゼントとともに、卒業生からも在校生にむけて歌のプレゼントがあり、会場が卒業を祝う一体感に包まれました。
吹奏楽部の演奏 |
ドリル部の演技 |
軽音楽部の演奏 |
担任の先生方への質問コーナー |
映像には中学入学時のものも |
校長先生から歌のプレゼント |
卒業生から在校生へ歌のプレゼント |
とても盛り上がりました! |
共学1期生(第76回生)の卒業パーティーが帝国ホテルにて行われました。各クラスの卒業パーティー実行委員を中心に企画し、これまでお世話になった方々をお招きし、音楽・ピアノ演奏やダンスなどを披露して、大いに盛り上がりました。また、生徒から保護者へ感謝の思いを合唱や手紙に込めて贈り、会場全体が感動に包まれました。
ダンスには先生方も参加 |
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校長先生から歌のプレゼント |
保護者の方へ感謝の手紙 |
生徒たちの全員合唱 |
卒業パーティー実行委員と担任の先生方 |
中学2年生の英語行事スピーチコンテストが行われました。将来の夢・自分の好きなこと・尊敬する人物・趣味・日本文化など、自分の考えや伝えたいテーマを英文にして舞台の上で一人ずつ発表しました。生徒たちは、ネイティブ教員のお手本を聞きながら、練習を重ね、本番は表現豊かに発表していました。
生徒の感想:「聞いている人たちに響くように感情を込めたり、日ごろから原稿を考えて英語にあてはめて生活することが大切だと学びました。」
「『自分ができると信じていた』ことが堂々と発表することにつながっていると思う。これからも『絶対にできるからやる』という思いをもって物事に挑戦していきたいと思った。」
「比較的大きな声で落ち着いてできたと思う。声の強弱がついていたり、感情がこもっている人のスピーチは面白くて、自然と興味がわいて聞き入ってしまいました。」
「ハキハキした声でジェスチャーをつけることを意識しました。一年生のレシテーションコンテストよりも発表が楽しく思えました。」
3月の文化体験教室、中学2年生は鎌倉で自主研修を行いました。事前にレポートを作成して見学場所を調べ、班で決めたコースに従って見学しました。当日はまだ肌寒さが残っていましたが、天候に恵まれ、春の訪れを感じられる中での文化体験となりました。
生徒の感想:「自分達で地図を見ながら知らない土地を歩くというのはとても難しかったですが、その分達成感はとても大きく、楽しかったです。訪れた場所以外の建物も昔の面影が残っていてどこを見ても普段は見られないような景色ばかりで楽しく研修できました。
「始めての鎌倉でしたが、班のメンバーと時間を意識しながら行動する事ができました。高徳院の鎌倉大仏や長谷寺の大仏は実際に目にすると迫力があり、写真で見るのとは全く違うものでした。」
「どこも日本らしい魅力があって素敵でしたが、報国寺が特に気に入りました。一面、癒やしの緑色で、竹や滝、川のせせらぎを聞きながらいただいたお抹茶がとても美味しかったです。またぜひゆっくり回ってみたいです。」
「遠足で訪れた京都・奈良のきらびやかな世界観と比べると、鎌倉は武士という文化が始まった場所であるので、質実剛健の暮らしに基づいた造りの神社・寺院が多いと思いました。狭い鎌倉の土地に数多くの神社・寺院があるのは、武士の世の中は戦が多かったので、人々がやすらぎを求めたためではないかと思いました。」
3月の文化体験教室、中学1年生は上野の東京国立博物館を訪れました。事前学習としてガイダンスビデオ「はじめての東博」を視聴し、博物館の歴史や役割、展示の楽しみ方などについて学びました。当日は時間をかけて本館・平成館・東洋館を見学しました。
生徒の感想:「文化財の中には、当時の人々がどのように使っていたか分からないものもありましたが、作品の下にある解説を読んでみるとどんな風に使われていたのかがよく分かりました。」
「ひな人形や日本史の授業で見た絵などがあり、とくに刀剣やかぶとなどは画像で見るより迫力がありました。」
「日本独特の色や形は、昔の人の技術が伝わっていったからこそ残っているのだと思った。もしそれが残っていなかったら、どんなふうに変化したのかなどを想像して見学し、とても楽しめた。」
卒業を間近に控えた高校3年生を対象に、八芳園で「食卓作法の会」が行われました。箸の使い方から細かい所作の一つ一つまで、普段できているようで、なかなか意識できていなかった和食のマナーについて本格的に学ぶことができました。
3月3日はひな祭り、八雲学園でも中央玄関にひな人形を飾っています。中国では古来より3月3日に水辺で体を清め、宴会を催し、災厄を祓うという風習があり、それが平安時代日本に伝わり、春の訪れを祝い、無病息災を願う行事となったようです。昼食時に校長先生から全校生徒に桜餅のプレゼントがあり、生徒たちは大喜びで味わっていました。